2024年12月9日
株式会社ストラテジーテック・コンサルティング
東日本電信電話株式会社 青森支店
「3D弘前ねぷた」を教材とした情報リテラシー教育の提供
~テクノロジー×伝統文化継承による地域社会への貢献~
株式会社ストラテジーテック・コンサルティング(代表取締役社長:三浦大地、以下「ストラテジーテック・コンサルティング」)、および東日本電信電話株式会社 青森支店(支店長:磯﨑 崇、以下「NTT東日本」)は、弘前学院聖愛中学高等学校の高校1年生約170名を対象に、「デジタル情報の永続性」をテーマとした特別授業を行います。
本授業は、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(代表取締役社長:星野 理彰、以下「NTT-ME」)の協力のもと、3Dスキャン技術を用いて撮影した弘前ねぷたの3Dモデルを教材とすることで、伝統文化の衰退という社会課題に対しテクノロジーを活用した保護・継承の事例を生徒に伝えるとともに、実践的な学びを提供いたします。
本取り組みは、地域の伝統文化をミライに繋ぐ活動に取り組むNTT東日本グループと、弘前地域においてデジタル人材の育成に取り組むストラテジーテック・コンサルティングの共同企画により実現に至りました。
[参考資料] 弘前ねぷた3Dモデル
令和6年本町ねぷた愛好会「水滸伝より 九紋龍奮闘の図」 - 3D model by NTT-East (@NTT-East) [0c46fcb]
1.取組背景
現代社会では実践的な学びの重要性が一層高まっており、特にテクノロジーを正しく扱うための情報リテラシーは現代社会を生き抜くうえで必要不可欠な要素です。
また、少子高齢化や都市への人口集中などにより、地域の伝統文化は衰退の危機に直面しており、文化を次世代に継承する手段としてテクノロジーの活用が注目されております。そこで、青森県を代表する伝統行事である弘前ねぷたまつりの魅力を次世代に継承する手段として、デジタル化された「3D弘前ねぷた」を教材とする授業を行い、地域文化の持続性という社会課題やテクノロジーを活用した解決手段について、生徒が考える機会を提供することとしました。本機会の提供により、実践的な学びの獲得や情報リテラシーの向上に寄与いたします。
2.授業概要
目的
「3D弘前ねぷた」を教材とした情報の永続性に関する学習機会の提供により、情報リテラシーの向上や地域課題に即した実践的な学びを獲得する。
実施日
2024年12月12日 (木)
授業内容
- 情報リテラシーの重要性に関する学習
- 地域文化の持続性という社会課題やデジタルアーカイブ化の意義に関する学習
- 「3D弘前ねぷた」の鑑賞体験
- テクノロジーの扱い方や社会実装に関するワーク 等
3.関係者の役割・位置づけ
ストラテジーテック・コンサルティング
- 「3D弘前ねぷた」撮影に関するコーディネート
- 授業内容の設計及び提供 等
NTT東日本 青森支店
- 「3D弘前ねぷた」撮影に関する企画 ※撮影・編集はNTT-MEにて実施
- 授業内容関する企画 等 ※講師はNTT-MEにて実施
4.今後の展開
ストラテジーテック・コンサルティングは国内を代表する企業のイノベーションとDXを支えると共に、弘前市のデジタルイノベーションに向けた人材育成に注力いたします。 NTT東日本グループは、テクノロジーを活用した地域文化の保護・継承に継続して取り組むと共に本取組を契機に新たな教育モデルの創出を目指します。
(報道発表資料)「3D弘前ねぷた」を教材とした情報リテラシー教育の提供